ロンドンのとあるデザインスタジオで行われた、Kimono のワークショップに参加しました。

勿論、本物の着物を作れるわけではないので、Kimono Wrap と言う西洋風のなんちゃって着物のことです(笑)(浴衣のほうがまだ近いかも^^;)

この Kimono を作るにあたっては、150㎝幅の布が140㎝~150㎝ 必要でした。

150㎝幅って、結構広いんですね(汗)ジョンルイスのデパートで探したものは、大体が120㎝とかだったので、探すのに苦労しました。

ところが!ラッキーなことに、条件に合うサイズの布をたった5ポンド(約750円)で手に入れることができたんです。

購入場所は Goldhawk Road と言う、ロンドンの布問屋的お店が密集している場所にあるお店です。ロンドンで布を探すならここ!と言うくらい定番の場所だそうです。

https://cosythings.introvertful.com/where-to-buy-some-fabrics-in-london/

Kimono なので、ちょっとオリエンタルな感じの柄のものを探していたら、この布を発見。ちなみにイタリア製ですw

ピンクを着ることはほとんどないし、私にはちょっと派手過ぎる色遣いなのですが、Kimono なので華やかなくらいのほうがちょうどいいかな?と思いこむことにしました(笑)どうせ外できることはないと思うし

先生やほかの生徒さん達には評判が良かったです。

形は2種類あって、私は右側の「こうもり型」を選びました。

パターンに合わせて線を引き、カットしていきます。

初心者向けのコースなので、型紙なしで作れる簡単なタイプの Kimono なのかな~と思っていたら、意外とちゃんとした作り方で驚きました。

ミシンの設定は先生がすべてやってくれます。

ミシンを最後に使ったのは5年くらい前のことなので、正直何も見ずに自分で設定できる自信がなかったのでよかったw

そして私、ミシンで小物づくりこそしたことはあるものの、着るものを作るのはこれが初めての経験でした。

切れ端を使ってウォーミングアップをします^^;

そして、いよいよ本番に取り掛かります。

この Kimono は本体と襟の部分に使う長方形のパーツに分かれているのですが、まずは本体の袖→脇下→襟口~前身ごろ→裾という順番で縫い合わせていきます。

緊張の一瞬・・・でもなく、直線縫いが多いので意外とスムーズに行きました。

ロックミシンを使ったのは初めての経験です!母親が持ってたけど、使わせてもらえなかった・・・と言うか、使う必要があるものを作ったことがなかったというほうが正確かも^^;

こちらは少しミスりました。内側に入りすぎて縫い代部分が狭くなっちゃったり、スティッチがかからない部分があったりして・・・。

先生に「無視していい?」って聞いたら、「そこだけやり直し!」と言われました。 意外と細かいw

それでも、何とか大きなミスをすることなく乗り切りました!

完成品がこちら!

「初めての作品にしてはよくできました。」と、先生の優しい言葉・・・(笑)

細かい部分を見るとダメダメですが、私のような初心者でも2時間で Kimono を作ることができました^^

しかし・・・ソーイングも楽しいものですね!

自分のサイズや好みに合わせて調節できるし、気に入った布で作ることができるのはかなり魅力的かも。人と被らない、オリジナルのものができるし。

しかも、今回みたいにバーゲンの布をゲットすることができたら、既製品を買うより安い!結構余ったので、実質500円くらいで服が作れると思うとかなりお得です。(←貧乏なのでこういうのに弱いw)

問題は、そこまでの技術力を身に着けるのには時間とお金がかかりそうだということですが・・・^^;

でも楽しかった!日本に帰ったら簡単な洋服づくりから初めて見ようかな~なんて思うきっかけになってよかったです^^

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投稿者 よもぎ

「ソーイングのワークショップで、着物を作った時のお話」に2件のコメントがあります
  1. こんにちは。りんごです。

    さすがロンドンあたりだと、kimonoだけのワークショップなんか開催されるのですね。ロックミシンまで使わせてもらえるし、良いですねー。

    生地もkimonoに似合っていて素敵です。

    イタリアは150cm幅が主流です。リバティーを買った時は130cmだったかで、ちょっと戸惑いました。日本は110cmが多いようですが、150cmあると用尺が少なくて済むことがままあるので、最終的に日本の生地より安く済むような気がします。
    ソーイングも楽しいですよ。日本のソーイング本はよく書かれているものもあり、フランスではその翻訳本も最近はたくさん出てるようです。私もそういった本から始めたので、日暮里などで格安生地調達され、楽しまれてくださいね。

    1. りんごさん

      お返事が遅くなってしまいすみません!

      今回のワークショップは手取り足取りに教えてくれると言う感じではなく、結構てきとーだったのですが(笑)
      それでも久しぶりにミシンを使うことができて面白かったです。

      イタリアでは150㎝が主流なんですね!初めて知りました。
      私の購入した布もイタリア製だったおかげで150cmあったのかな。

      ソーイングは、編み物と違って失敗が許されない部分が多いですよね(布の裁断とか・・・。)
      なので、大雑把な私には若干ハードルが高いですが(笑)今回のワークショップでミシンを使ってみて、
      自分で服を作れたら素敵だな~と思いました^^

      日本のクラフト本は優秀ですよね。
      ロンドンでも、編み物の本がそのまま(翻訳なしで!)売られていたりします。
      買う人がいるのかは謎ですが・・・^^;

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