Unravel のヤーンフェスティバルでは、Exhibition も充実していました。

中でもこの、Surrey Knitting and Crochet Group のお部屋は、グループの皆さんが編まれた作品がたくさん飾られていて、すごくユニークな作品が多くて見ていて楽しかった!

じつはグループの皆さんがお食事中の中部屋の前を通りかかったのですが、Come in! ととても快く受け入れてくれました。

イギリス人らしい、カラフルな作品のものが多いです。

棒針・かぎ針だけでなくアフガン編みも作品も多くありました。

例えばこちらは、私も編んだことのある Innocent Smoothie の帽子

アフガン編みで編まれています。

さらにこちらは、イギリスで有名な Mr. Men Little Miss という絵本のシリーズのキャラクター。めちゃくちゃかわいいいい♡後ろのグラサンの人もいい味出してるw

この帽子、単なる細編みで編むのに比べてすごく素敵。

この模様の編み方、実は以前編んでみたことがあるのですが、こんな風に仕立てられていると印象がちょっと違いました。

てんとう虫のクッション♡♡♡ 私、こういうの大好きなんですよね~(*´Д`)

「犬ようだから毛羽立ってるけどね~。」と言っていました。犬がうらやましいw

そしてこちら!スカルのショールです(≧▽≦)

近づいてみると・・・この迫力!w

糸がまた、なんとなく毒々しい危険な感じのニュアンスで(どんなニュアンスだw)このパターンにマッチしている感じがして、ナイスチョイス!って感じじゃないですか~?

こちらは別のショール。これも何かの昆虫のモチーフですよね?かわいい。

方眼編みと言うところにも惹かれました♡

そしてここからはさらに大作の数々です。

見事なハリ―!完成までいったいどのくらいかかったんだろう。顔だけでなく、文字もすごいですよね~。

そしてこちらが今回の目玉(?)作品。

真正面から見ていたら普通のショールだなー。でもタッセルのフリンジが可愛いな~とか思いながら見ていると、

「その作品はこの位置から見るのよ!」と声をかけられ、その場所に立って見てみると・・・

 

↓↓↓↓↓

顔が浮き出てきたんです!!!(ちなみに、写真では正面から見たものもビミョー――に浮き出て見えていますが、生で見ると全然気づかないくらいなんですよ!)

“Illusion Knitting” と書いてありましたが、聞いたことありますか? 私はこんなの初めて見ました!(ググったら Shadow Knitting として知られているそうです。これ、いつか編んでみたいな~。こんなに難しいのは編みあがる前に挫折しそうですがw この技法でクッションカバーとか編んだら面白そう。)

いや~、編み物って本当に、奥が深いですね。まだまだ知らないことがたくさんある!探求心をくすぐられます^^

そしてこのブースでは展示だけでなく、グループのメンバーの人たちが編み方を教えてくれるという、ミニ・ワークショップが行われていました。

アフガン編みを習ってみたいという人や、自分で編んでいる作品のわからないところを教えてもらっている人、ご夫婦で参加されている人などもいて、静かに賑わっていました^^

私も↑このグラニースクエアのショールの編み方を、ちゃっかり教えてもらうことにw

今回教えていただいた、グラニースクエアを三角に編んでいく方法は2つあって、一つは端っこに長編み3目がくるこちらのパターン。目が詰まった編地になります。

もう一つは、端に穴ができるパターン。先ほどの昆虫のショールでも使われた技法です。方眼編に近い感じですね。

グラニースクエアだけのショールを編むんだったら、最初の編み方がいいかなと思います。最初の部分だけ分かったらあとは大きくしていくだけなので、簡単。日本に帰ったら、ラトビアで買った毛糸で編んでみようかな。

そしてこちらは、別のグループのお部屋。

主に spinning や weaving をなさる人たちの集まりだそうです。

この模様、どことなくこぎん刺しの刺繍に似ていますね。

素敵な組合わせです。色も大好き!

織物は編み物と違ってしっかりとした布地を生み出すことができるので、こんな風にポーチなどに仕立ててもいいですよね。

こちらはターキッシュ・ドロップスピンドル。アメリカの会社のものだそうです。

小さめなのでたくさんの糸をつむぐことはできませんが、コンパクトで場所をとらないのが利点。

実演してくれた方はドックショーによく行くそうなのですが、そこでは編み物をするよりこの道具を使ってスピニングをするほうがはかどるとおっしゃっていました。

このお部屋にも、素敵な作品がたくさん展示されていました。

あんまり見たことがないようなテーマのものを見ると、ワクワクします^^

モチーフつなぎの動物ってかわいいですよね・・・。私も作ってみようかな。

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投稿者 よもぎ

「Surrey Knitting and Crochet Group の展示ですごい作品の数々に遭遇!【Unravel Yarn Festival 3/3】」に6件のコメントがあります
  1. よもぎさん、こんにちは!
    Surrey Knitting and Crochet Groupの作品たちみんなすごーーくステキですね〜!!
    全部めちゃくちゃツボです!!
    どの作品もカラフルですごくステキだし、キャラもの好きとしてはマスコット君たちもお気に入りで、ハリーポッターやイリュージョンも最高です…!
    作ってる人も楽しんでいる感じがすごくしました〜!!
    私の目標の編み物ワールドです(*^o^*)!
    ステキすぎて思わずコメント書かせていただきましたw!
    ではでは〜!

    1. リサモリさん

      >作ってる人も楽しんでる感じ
      確かに!まさにそうですよね^^
      編み物+キャラクターへの愛?との相乗効果で、とても楽しく編まれたんだな~と言う気がします。
      テクニック的にも、これはすごい!と唸ってしまうような作品で、本当に見ごたえがありましたよ~^^

      私もキャラ物好きなんですが、自分で編むと微妙にパチもんみたいになってしまうだろうという想像が着きますw
      やるなら忠実に再現できるくらいの完成度を目指したいw

      コメントいつもありがとうございます♪

  2. レポートありがとうございます
    トップダウンのセーターのことはもちろん、どれも楽しく読みました。
    Illusion Knitting すごいですね!!
    技法もすごいけど、顔のリアルさもすごい 笑 こんなことができるなんて驚きです。

    海外の編み物って、デザインもテクニックも色使いも、日本よりずっと自由な発想で編まれてる方が多い気がして、見ていると自分も何か作りたくてワクワクしてきます^ ^

    1. ラナさん

      >海外の編み物って、デザインもテクニックも色使いも、日本よりずっと自由な発想で編まれてる方が多い
      これ、本当にそう思います。
      技法的には日本人の基準からすると適当過ぎるだろ~って思うことが少なくないのですが(笑)、
      発想力と言うか、こちらの人はアレンジが得意だな~と思うことが多々ありました。
      やっぱり、オリジナリティを重要視するのがこちらの人流と言う感じですかね。

      (そういえば似たようなことで、以前ケーキ作りを習った先生が同じことを言っていたのを思い出しました。
      日本人の生徒は見本に忠実に作ろうとするのに対し、イギリス人は自分の好き勝手に好みにアレンジする人が多いって。)

      私は日本人的な部分が強いのですが、オリジナリティを出したいという欲求もあるので、
      バランスよく見習いたいと思っています(笑)

  3. と思ったら、まさに今日配信されたベルンド・ケストラーさんのニッティング・ライブでも、最初にshadow knitting の作品が紹介されました…!日本でも何十年も前に見かけたけど、最近なくなっていたそうです。
    あまりにタイムリーで、連続でコメントしてしまってすみません

    1. ラナさん

      ケストラーさん、ニッティング・ライブなるものをしてらっしゃるのですか!知らなかった!
      日本に帰ったら、日本人の有名なニッターさんやデザイナーさんのパターンも編んでみたいです^^
      あわよくばワークショップも受講したい・・・w

      私も Shadow Knitting についてググってみたら、「かくし絵ニット」なる本を発見!
      初版発行が1982年だそうですよ・・・(゚д゚)!
      昔流行った技法なのでしょうか。母が知ってるかな?

      ちなみにとある方から Shadow Knitting についての本を出している方のことを教えてもらったのですが、
      その方は Domino Knitting という編み方の本も出版なさってて、
      個人的にはこちらの技法もすごく気になっています!

      いえいえ、情報ありがとうございました^^

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