Knitpics caspian wood needle set 輪針

Knitpicks の輪針を使い始めて、約1ヶ月がたちました。

ケストラーさんのネックウォーマーを編むために買った輪針ですが、他にも作品を編んでいく中でだいぶ扱い方に慣れてきました。そこで今日は、使い心地や思ったことを率直に書きたいと思います。

二本針しか使ったことのなかった私にとっては、輪針の存在は衝撃的でした。

大げさかもしれませんが、初めて輪針の存在を知ったときはビックリしました。だって、編み物と言うのは二本の針で行うものだという固定観念があったので、輪針で平編みをしている方を見ると、そういう使い方もあるのか~と、目からうろこが落ちるようでした。

他にも、マジックループや輪針を2本使って編むやり方などもあるそうで・・・いずれ挑戦してみたいです!

で、使ってみての感想ですが、簡単に言うと・・・

何これ!超便利!!!

ん?ちょっと使いにくいかも?

輪針をメインに、一般的な針も使っていこう・・・。

こんな感じですw

Knitpicks の輪針の特徴

最初に、knitpicks の針の特徴について、思いついたことを書き留めたいと思います。

knitpicksの輪針と竹の針

  • 針先が日本製のものよりとがっているので、目を拾いやすい(気がする)

写真の通り、ニットピックスの針のほうが鋭いですよね。このおかげで、目を拾うときに左の針よりスムーズです。ただし、先のほうで編んでしまうときつくなってしまう恐れがあるので注意が必要かも。

  • 竹の棒針に比べて、表面がつるつるしている

これは人によって評価が分かれる部分だと思うのですが、編んでいてすごく滑りやすいと感じます。恥ずかしい話ですが私は手汗をかきやすいタイプなので、これはすごくありがたいことです(笑)

(ちなみにKnitpicks には金属製の針もあって、より良く滑るのですが、それはカチカチと音がするのが嫌なのと、カスピアンの緑の色が気に入ったので、こちらにしました。)

  • おしゃれw

これは完全に主観が入ってるのですが、knitpics の針はこの Caspian シリーズだけでなく、スタンダードの Symfonie Wood シリーズもカラフルでかわいいので、編んでいて気分が上がりますw

輪針を使ってみて、良かったと思う点

  • 大きな作品を編むときにとても快適です。

このページでもお話したとおり、やはり大きいものを編むときは、輪針を使ったほうが編みやすいことを実感しました。

目数が多いものを編むと、段数が多くなるにつれて針に目が乗っかった状態で編むことになるので、針自体がすごく重くなってしまいます。これが非常に編みにくい!私はアニスショールを編んだときに痛感しましたw

その点、輪針で編んだ目はコードにたまっていくので重さを気にすることはないですし、輪針の針は短く、編むときに脇などに当たらずにコンパクトなので、小回りが利いて快適です。

  • 持ち運びに便利

この輪針セットは14×23cmのケースに9種類の大きさの針と4本のコードが入っているので、これひとつあれば、編み物教室やニットカフェなどに出掛けるときでもかさばらなくていい感じです。(私、以前は母の編み針セットを常に持ち歩いていたんです・・・。それを考えるだけでも、この輪針セットを買ってよかったと思います。)

ちなみにこのセットに含まれていない長さのコードや太さの針は、個別に購入することが出来るのですが、それも工夫すればセットの中に収納できそうです。

  • 輪編みはもちろんのこと、平編みやマジックループなどの色々な使い方が出来る

これは最初にも言ったことですが、輪を編むときだけはなく、色々な使い方が出来る点が本当にすばらしいと思います。

輪針のここが嫌だ!

  • 針とコードをつなぐ部分のネジが緩みやすい ←これは勘違いでした!下の追記も参照ください。

使い始めたばかりのころは全く不満はなかったのですが、使い続けていくうちに非常に困ったことが・・・それは、編んでいくうちにコードと針をつなぐ部分のネジが緩んでしまうということです。

たとえば、こんな感じです。これに気付かずに編み続けると、こうなります↓

あああああネジがはずれたw レースの部分だったので、戻すのに特に苦労しました。(これを防ぐためにライフラインと呼ばれる操作をしておけば目がおちる心配はないみたいなのですが・・・。)

そして、緩んだ部分に編み目が引っかかりやすくなるのも、これまた厄介です。

↑後日追記・・・これはコードに針を取り付ける際に、Cable key と呼ばれる金属の細い棒を使うことによって防ぐことができます。と言うか、これを使わずに編んではいけません(笑)私がこのことを知ったのは、輪針を手に入れてから結構たってからのことでした(泣)

なので、このことは全く問題じゃありません!

https://cosythings.introvertful.com/how-to-attach-the-knitpro-interchangeable-needles/

↑詳しい装着方法などはこちらをご参照ください。

  • コードが固くて言うことをきかないときがある

コードがねじれたりする事はないのですが、時々言うことを聞かなくなって手に抵抗を感じるときがあります。(そういう時は、大体ネジの部分が緩んでたりする。)こうなると、ちょっと編みにくさを感じたりします。

追記:Addi のコードは多少柔らかいです。

結論:一般的な針と輪針を用途によって使い分けていくのがいい

という結論に達しました。前述したように、輪針のコードはメリットにもデメリットにもなりうることが分かったので、針が重たくならないくらいの大きさの作品を編むときは、輪針ではなく二本の針で編み、逆に大きい作品を作るときは、コンパクトに編める輪針を使ったりと、作品によって両方を使い分けていきたいと思っています。

(私的には、針自体はknitpicks の先がとがっていて滑りやすい針がお気に入りなのですが・・・。ただし、海外では竹製の匠が人気だとも言いますよね?やっぱりそこは人によって使い勝手の良い・悪いは違うんですね~!)

ということで、今回は Knitpicks の輪針セットの使い心地についてのお話でした。購入をお考えの方の参考になればと思います^^

https://cosythings.introvertful.com/nitpicks-4-inch-dpns-review/

↑靴下などを編むための6本針のセットのレビューはこちらから。10㎝とすごく短い針ですが、こちらも編んでみると予想外に編みやすかったです。

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投稿者 よもぎ

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