ロイヤルアイシングで5弁の花を作っていきます
今日は、前回作ったロイヤルアイシングでお花を絞る方法をご紹介したいと思います。
フラワーネイルの持ち方
(私は右利きなので、左手にフラワーネイルを持ち、右手にパイピングバッグ(絞り袋)を持って作業をします。)
まず最初に、親指以外の4本の指の第一関節あたりにフラワーネイルの軸の部分をあて、親指ではさみます。
次に、親指を右方向に、中指の先までスライドさせていきます。
この動きを、右手の絞る速度に合わせて行います。
パイピングバッグ(絞り袋)の持ち方
このように持ちます。(言葉では説明しにくいw)
この時、口金の幅広の部分が下にくるようにして、手のひら全体で握り締めるように持ちます。
角度はこのくらいです。30度から40度くらい。
フラワーネイルに紙を貼り付ける
フラワーネイルにアイシングを少しだけ絞り出し、クッキングペーパーなどで作った正方形の紙を貼り付けます。
この時、貼り付ける紙の向きに注意をしてください。反り返っているほうを上にすると、絞るときに角に当たってやりにくい場合があります。↓
ちょっと分かりにくいのですが、右のように紙を貼り付けると絞るときにパイピングバッグが紙の角に当たってちょっと絞りにくいので、左のように、アーチが下に向くようにします。
5弁の花を絞る
左手に持ったフラワーネイルを少しずつ回転させながら、右手で持ったパイピングバッグを少しずつ絞り出し、花びらを5枚作っていきます。
ポイントは・・・
- 口金の先端は、最後の花びらを絞るとき以外、常にフラワーネイルに軽くあたっています。
- フラワーネイルを持つときは、次に絞る花びらが必ず自分の左斜め上に来るように持つと、スムーズに絞れます。(右利きの場合)
- ここは人によってやり方がすごく異なる部分ですが、私の場合、フラワーネイルとパイピングバッグの両方を動かします。(イメージ的には、パイピングバッグは円を描くような気持ちで上下に動かし、フラワーネイルは右方向に動かす、という感じです。
花芯を絞る
花びらを全部絞り終わったら、花の中心にドットを絞ります。数はお好みで。(動画では花びらを絞り終わった後すぐにドットをうっていますが、水分でにじんでしまうので、いつもはある程度乾いてから絞っています。)
また、ドットの固さは、花びらと同じくらいのものを用意します。(あまり固すぎると角が立ってしまう上に絞りにくいです。)
台に並べて乾燥させる
すべて絞り終えたら、お皿やトレーに乗せて完全に乾くまで乾燥させます。乾燥にかかる時間はそのときの温度や湿度によって違いますが、今の時期(8月中旬)だと、大体2、3日もすれば完全に乾くと思います。(逆に梅雨時は乾きにくく、もう少しかかります。)
紙からはずすときに簡単にはずすことが出来て、湿った感じがしなければ OK です。
出来上がったシュガーフラワーの保存
出来上がったシュガーフラワーは、ビンや缶などの密閉容器に、乾燥剤などと一緒に保管しておきます。乾燥卵白を使っている場合の賞味期限は1ヶ月くらいですが、出来るだけ早く消費することをオススメします。
アイシングフラワーの使用例
こうして作ったアイシングフラワーは、バタークリームを使ったケーキやカップケーキ、アイシングクッキーの飾りに使うことができます。
https://cosythings.introvertful.com/how-to-make-easy-icing-cookies-with-sprinkles/
↑今回ご紹介した絞り方のものとは少し違うお花ですが、私はこんな風に飾りつけました♪
このお花絞りですが、私の場合、最初のうちは右手と左手を同時に上手く動かせなくて出来上がりもいびつなものばかりでした。
ですが、絞れば絞るほど手が動きを覚えてくれて、バランスの良い花を安定して絞ることが出来るようになったので、もし最初は上手くいかなくてもあきらめずに、コツをつかむまでたくさん絞ってみてくださいね!
とりあえず、基本の作り方はこんな感じです。次回からバラなどの違う種類のお花の絞り方や、ちょっとしたコツなどについて書いていきたいと思います。
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