一番おいしいカップケーキの作り方:スポンジ(生地)編
お気に入りのカップケーキの作り方をご紹介しています。一応続きもの?になっているので、このページにダイレクトにいらっしゃった方は是非最初から読んでみて下さい^^↓
https://cosythings.introvertful.com/how-to-make-best-cupcakes-ever/
私の一押しのスポンジ生地は、あのSATCで有名なマグノリアベーカリーで働いていた経歴をお持ちの、ギャンブル五月さんのレシピです!
彼女のカップケーキは、見た目の華やかさはもちろんのこと、味も他とは一味違います!
特にスポンジが私の追い求める「ふわふわで甘すぎない」という条件にぴったりあっているだけでなく、作り方がめちゃくちゃ簡単なんです。粉類と液体類を別々に用意して、混ぜるだけ!
実は数年前に、イギリス在住の五月さんのお宅におしかけてカップケーキ作りを習いに行ったことがあるのですが、一口食べてそのふわふわ具合に衝撃を受けました。今までカップケーキだと思っていたものと、まったく違う食感だったんです。あれはマジでうまかった!!w
そしてそのときに、スポンジを軽くすために必要なことを学んだのですが、
・脂肪分が少ない液体を混ぜる
・バターではなく植物油を使う
・ベーキングパウダーの代わりに重曹を使う
この3つが特に重要なようです。
イギリスのレッスンでは「バターミルク」と言う液体を使いました。このバターミルクは、ふわふわなスポンジを作るのに必要な材料なのですが、残念ながら日本では手に入りにくいですよね。
そこで活躍するのが、低脂肪牛乳と無脂肪ヨーグルトです。
牛乳はふつうの牛乳ではなく、脂肪分が0.5~1%以下の低脂肪牛乳を使うのがミソのようです。
油分に関しても、バターではなくサラダ油を使います。そうすることによって、ふわふわとした仕上がりになるからです。(これは以前ご紹介した本、『科学でわかるお菓子の「なぜ?」―基本の生地と材料のQ&A231』でも、詳しく説明されています。)
実を言うと私は最初、サラダ油を使うスポンジ生地にちょっとだけ抵抗がありました。バターの風味が感じられないスポンジなんて・・・!って感じでしたが、考えてみたらバタークリームをふんだんに使ったカップケーキを作ろうとしているのだから、バターの味は十分じゃない?と考えるようになりました。
それよりも、サラダ油をつかうことによって、バターに比べてふわふわの生地を作れることに喜びを感じましたw
そして最後に!膨張剤にはベーキングパウダーではなく、重曹を使います。
重曹には独特の風味と苦みがあり、スポンジが甘くなりすぎるのを防いでくれる効果があります。この甘さ控えめの生地は、あまーーいバタークリームと相性が抜群なんです!
ベーキングパウダーで焼いたものと比べて、焼き色が濃くでるのも特徴です。どらやきの生地にも重曹を使いますが、その茶色い色は、重曹が化学反応を起こしてできていることを考えると、なるほどーと思いますよね。
また、これはちょっと未確認の情報なのですが、重曹には生地を横方向に膨らませる力があり、ベーキングパウダーには縦に膨らませる力があると、どこかで読みました。デコレーション用のカップケーキはできるだけ平らに焼き上げたいので、それが本当なら重曹が適していますよね。(実際のところどうなんですかね。ご存じの方教えてください!)
スポンジについて私が学んだことは、こんな感じです。
実際のレシピはギャンブル五月さんの本『ニューヨーク仕込みのカップケーキとデコレーション』を参照していただきたいのですが、その際の注意点がひとつ。液体の重さがccで表記されているので、軽量カップできちんと量ったほうがいいです。単純にグラムに変換できないことに注意してください。
私は分量を半分にして、小さい型で作ることが多いです。(ウィルトンの型とこのグラシンケースがおすすめ。)
ふつうの大きさで作る場合は、こちらの型を↓
ティファニー マフィン型(6個取)
私はこのメーカーの12個用の型を持っていますが、焼き上がりはきれいですよ。(ただ、12個用の型はウィルトンのものの方がグラシンケースがフィットするので、そちらを使っていますが^^;)
グラシンケースはこのサイズがピッタリですが、1000枚入りはちょっと多い・・・。
↑そんな方は、コスパはちょっと悪くなりますがこちらの20枚入りをどうぞ!
それでは!次回は、このレシピでカップケーキを上手に焼くコツをシェアしたいと思います^^
https://cosythings.introvertful.com/how-to-make-the-best-cupcakes-ever-03/