前日に間違えて違う博物館に行ってしまうというありえないミスを犯しましたが、この日は開館前に到着して一番のり!
しかしこの日はヴィリニュスへの移動のため、見学時間はわずか30分しかありませんでした(泣)
超特急で民族衣装の部屋に向かいます!
・・・っと、たどり着く前に第1民族衣装発見!
民族衣装のコーナー以外にも点在していますので、見落とさないように注意です!
国立歴史博物館の民族衣装のコーナーは、正直言ってあまり充実していませんでした^^;
でも、各地の民族衣装がマップ付きで別々にディスプレイされていたのがわかりやすかったです。
展示されていた民族衣装の中では、これが一番気に入りました。
シンプルなものより、柄物が好きみたいw
右の衣装は、スカートが独特ですね。
裾の部分にワイヤーとか入ってるのかな?
男性の衣装はシンプルだけどなかなかおしゃれじゃないですか?下はどうなってるんだろう。
こうしてみると、全体的に白やナチュラルカラーの衣装が多いですね。
ラトビアの民族衣装の特徴として私が感じたのは、ミトンはすごく凝っているけど、洋服は簡素な感じだということ。(刺繍は別として・・・。)
しかしそのミトンの展示も、非常に数が少なく数点しかありませんでした。(まあ、ミトンに関しては SENĀ KLĒTS でたくさん見ることができますけど。)
指先の部分の減らし目がほかのミトンとちょっと違うように見えます。
モノクロのミトンもなかなかインパクトがあって素敵。
タッチパネル式のディスプレイでより詳しい情報を見ることができるようでしたが、あいにく時間がなくて触れることができませんでした(泣)
そして、民族衣装のコーナーに展示されていたものはこれがほぼすべてなんです。
正直ちょっと物足りない印象。せっかくミトンが有名なんだから、観光客を呼び込むためにももうちょっと充実させればいいのに~なんて思ってしまった(笑)
しかし、この博物館には民族衣装より前の時代の服や装飾品のコーナーもあり、そこが意外によかったので少しご紹介します。
タリンで見た民族レストランの店員さんが、こんな服を着ていました。実際に着ている人を見るとテンション上がります。まるで RPG の世界にいるみたいで(笑)
これは何?盾?w
この辺の衣装は、色の違いに加えて金属製の装飾品が多いことに気づきます。
(ところで、これと次の写真のものはもしかしたら民族衣装かも。SENĀ KLĒTS で見かけたものと似ているので。)
指輪やネックレスもそうですが、↑この紺色の服の場合、装飾部分が金属なんです。金属の刺しゅうって重そうですよね^^;
こちらの服もそう。
でも美しいです。今の時代だったらビーズで代用できそうですが、やっぱり金属とは質感がちょっと違うかな。
なぜか民族衣装のコーナーじゃないところにあった民族衣装(2着目)
このような刺繍はラトビアの民族衣装に特有のものだと感じました。リトアニアではあまり見かけなかったものです。
この民族衣装(3着目)は、レース編みの部分が素晴らしかった!
すごく細いレース針で編まれているのだと思いますが、シンプルなパターンでもここまで細かいと繊細さが際立ちます。伝統柄のスカートとのコントラストも素敵。
この飾り紐は今まで見てきた中でも特に多くの模様が繊細に編みこまれていました。ただただすごいという言葉しか出てこない・・・。
民族衣装以外に個人的に見てて楽しかったのが、こういった写真の数々。
昔の人々の生活の様子を伺い知ることができます。
これは別のコーナーの展示ですが、ここでも民族衣装発見!
最後に、これはおそらく60~70年代の典型的なティーンエイジャーのお部屋かな?と思います。
家具が同じ種類で統一されているのは、当時は普通だったのかな?デザインもすごくレトロで興味深かったです。
ラトビア国立歴史博物館は、民族衣装のみが目当てだとちょっとだけがっかり感はありますが、博物館全体で見るとなかなか面白い博物館だと思います。
↓別ブログには民族衣装以外のことを書いたので、そちらもぜひご覧ください^^
https://introvertful.com/latvia-roga-04-part1/