作品名: Annis
使用糸: Knitpicks Palette シリーズ Col. Opal
使用針:knitpics 輪針 US 10.5 (作り目) US8 (本体)
こちらが、一番最後に編んだアニスです。
https://cosythings.introvertful.com/annis-peacock/
↑一番最初に取り掛かったアニスはこちら。
https://cosythings.introvertful.com/annis01/
↑一番最初に完成さあせたアニスがこちらです。
最初の2つを編み上げた時に「ちょっと失敗したな」と思った部分の反省を踏まえて、編み方を私なりに工夫しました点がいくつかあります。
1, 針を変えた
まず、使用する針を長い棒針から輪針に変えました。(これはもう何回言ったか分からないくらいですが、編みやすさが格段に向上しましたw)
2, 作り目の種類を変え、大きめに編んだ
そして、作り目に使う針の大きさも、3号ほど大きいものに変え、一般的な指でかける作り目ではなく、knitted cast on で作りました。(knitted cast on についてはこちらをどうぞ。)
(↑ちなみにこちらが、指でかける作り目です。見るからにキツそうw 途中まで編んでやっぱ無理だー、となってしまいました。汗)
そしてこの作り目の違いは、作品全体にもはっきりとした違いをもたらしました。こちらの写真を見てください!!↓
黄色のアニスは、編む号数と同じ針で、指でかける作り目をしたものですが、今回のものと比べるとレース部分のエッジの角度(深さ?) が大分違います。
knitted cast on で伸縮性のある作り目を大きい針を使って緩めにしたことで、ブロッキングの時にレース部分を思いっきり伸ばせる編地になったためです。ケストラーさんが knitted cast on はレースを編むときによく使われると言ってたことが腑におちた瞬間です(笑)!!
3, Nuppの編み方を研究
Nuppについては黄色のアニスを編むときに「かなーり緩めに編み出さないとダメ」とアドバイスをいただきました。しかし出来上がってみると、私の理想とする丸くてコロンとした形になってなかったので、今度は針が通りにくくならないくらいにきつめに編んでみました。
これらを意識して編んだNupp、この写真では確かに黄色のアニスに比べてコロンとして見えるのですが、実物はプックリ加減がいまいち・・・。ですがこれは、本来なら表目+かけ目を全部で7回しなければいけないのを5回と間違えているのと、毛糸の素材が原因だと思います。
なので、個人的にはそこまで緩く編む必要もないんじゃないかなーと感じております。(あ、でも、きつすぎると針が通らなくて編み難いです^^;)
このことから、Nupp を編む際は「気持ち緩め」を意識するのがいいという結論に至りました。
そしてそして、ブロッキングも4回目ともなると、だんだんとコツが分かってきましたよ!
編地をぬるま湯につけるとき、手で押しつけずに自然と水を吸い込むまで放置するそうです。このアニスは数十分かかりました。色落ちが気になる場合は、これを何回か繰り返します。
その後は軽く絞ってタオルドライをしますが、タオルの上においてくるくるっとタオルごと巻くと、適度に水分が残っていい感じ♪
ピンの打ち方も、↑この方向に打つのが一番安定しました。逆向きに打つとすぐ取れちゃう。(これってたぶん常識かもw)
ポイントはしっかりと引っ張って、模様がはっきりと見えるようにすることですね。左右対称になっているかは、椅子などの上に乗って高いところから見ると分かりやすいです。(床にマットを敷いてブロッキングをしている場合。)
中心の位置をまず決めて、そこから左右に少しずつピンを打っていくのが今のところベストなやり方かな~。右端と左端が左右対称の位置にあることを確認しながら微調整をしていきます。(なので、何度もピンを打ち直します。)
でもこの方法、すごく時間がかかります。だからブロッキングを行うときは気合を入れなきゃならないw
もっといいやり方をご存知の方、ぜひ教えてください (;´Д`)
さて!こんなわけで、私の Annis は、こんな感じに仕上がりました。あ~、完成まで長かった!!でも色々と勉強になりました。特に最後に編んだこの opal 色のアニスの出来には、珍しく大満足しています(笑)
一度コツをつかんでしまえば、見た目の豪華さの割りに簡単に編むことができるショールですので、ぜひ編んでみてください^^