グラニースクエアで作るルームシューズ。編み図はなんと・・・!
グラニースクエアで作るルームシューズを編んでみました。
このルームシューズ、とある少女漫画に作り方が書いてあったんですが、その漫画がこちら↓
志摩ようこさんの、手芸アラカルトパート2 春一番がふいてきた! と言う漫画です。
オリジナルは1980年に発売されたそうなので、もう40年近く前の作品ですね。すごくレトロです。
こんな昔の作品に私がどのようにして巡り合ったかと言うと・・・
私、数か月前から Kindle Unlimited というアマゾンの定額制電子書籍を利用し始めたのですが、編み物関連の本を探しているとこの漫画が出てきたんです。
ストーリーは、小学6年生の女の子たちが、同い年の毛糸屋さんの息子と知り合って、編み物と出会う・・・みたいな可愛らしいお話なのですが、それより私が注目したのは、漫画の途中で、主人公が編んでいる作品の編み図や作り方が出てくるという点!
今までそんな漫画を読んだことがなかったので、斬新!と思いました (笑)
作品はこのルームシューズ(漫画では「へやばき」と呼ばれていましたw)のほかにも、ベストやあみぐるみ、ビーズで作るアクセサリーまでいくつかあったのですが、少女漫画を読む小学生を対象としているためか、簡単に作ることができるものが多かったです。
私も幼少期にこういう漫画に出会っていたら、自分でも作ってみたくなっていたかも。
いや、それは今でも変わらなかったのですが(笑)
必要なものは、グラニースクエア(モチーフ編み)と靴の中敷きです。
↓このような手芸用の中敷きが売っているのですが少しお高いので、今回は100均の中敷きを2枚重ねて使いました。
モチーフは6枚つなぎますが、大きすぎたので5枚に減らしました。
(ところで、↑この形で周りを大きくしていくと、ネックウォーマーになりそうじゃないですか?)
中敷きには穴を開けて糸を通しやすくするのですが、ここで先日購入したきりを使おうとしていたところ、母が↑こんな道具を貸してくれました。
SCREW PUNCH と言って、上から垂直に刺すだけで、音を出さずにきれいに穴をあけることができる優れモノなんです!
主にレザークラフトなどに使うものだそうですが、フェルトにもきれいに穴をあけることができました。
きりで一つずつ穴を開けていたら、どれだけ時間がかかっていたことか・・・!この道具に出会ってよかったです (;´Д`)
底に穴をあけたら、本体を縫い付けます。
漫画に描いてあった作り方にはなかったのですが、フィット感が頼りない感じだったので、スカラップの部分に紐を通して履き口の部分を縮めてみたところ、履き心地が良くなりました。
ちなみにこの紐は、イチゴのポーチを作った時と同じ作り方で作りました。簡単に太めの紐ができるから好き。
かなりレトロな見た目ですが、見ようによっては結構可愛い。特にスカラップの部分がラブリーです。中敷きのおかげで、見かけによらず安定感もあります。
今回は単色のグラニースクエアで作りましたが、1段ごとに色を変えると、もっと楽しい感じのものができるかな~と思います。
指が見えてしまうので、つま先だけは細編みでもいいかな~と思いました。
まさか40年前の漫画に載っていた作品に出会うとは思っていませんでしたが、気分転換に作ることができる面白い作品でした。