Clara Cowl で Kitchener Stitch (メリヤスはぎ) のやり方を覚えましたが、その際疑問に思ったことや、こうしたらやりやすいと思ったことを、備忘録として書き留めておこうと思います。
↑追記:動画を撮ってみました。
以下は補足です↓
メリヤスはぎは針から目をはずして行う方法もあるのですが、個人的には針に目を残したままのほうがやりやすいです。
特に、この動画は一番分かりやすいと思いました。↓
Tapestry Needle (とじ針) に糸を通して、最初にメリヤスはぎをするための “set up” をします。手前の針の最初の目に針を右から左に入れ、奥の針の最初の目に左から右に向かって針を入れます。この時点ではどちらの目も、針からはずしません。
この、針を入れる向きの言い方ですが、英語では Knitwise, Purlwise と言うそうです。knit は表編みのことなので、knitwise は表編みを編む方向に、purl とは裏編みのことなので、purlwise は裏編みを編む方向に針を入れるのです。これって日本語にはない、すごく明快で便利な表現じゃないですか?
なので、英語ではメリヤスはぎをするときに、Knit Purl, Purl Knit…..と心の中で繰り返しながら行うといいそうです。私もこれにのっとって行ってるのですが、針を入れるとき Knit, Purl を1セットとして、2目いっぺんに入れています。そして、それぞれのセットの最初の1目だけ針からはずすということも覚えておくと、とてもスムーズに行えるようになりました。
ここまでのことを踏まえてやり方をまとめると、
- それぞれの針にかかっている最初の目にだけ、手前の針の目→奥の針の目の順に、「Purl, Knit」の方向で糸を通す。(このときは針から目を外さない)これがメリヤスはぎの”Set Up”になります。
- 次は、1で糸を通した目に再び糸を通すところから始めます。「自分から見て手前側の針にかかっている2目には、「knit, purl」の順で、奥側の針にかかっている2目には、「Purl, Knit」の順に針を入れる。」と覚えておくといいと思います。それぞれの針にかかっている最初の目は、糸を通したら針から外すのもお忘れなく!後はこれの繰り返しです。
また、Kitchener Stitch は、靴下のつま先をはぐときに使われることもあります。
この動画では、先ほどの動画で行っていた “set up” を行わずに、いきなり Knit Purl, Purl Knit….に入っています。(ちなみにこの人はknit off purl, purl off knit と言っていますね。)
なぜ?と思っていたら、コメント欄で同じ疑問を持った方が質問していました。それによると、「輪になっている作品をメリヤスはぎするときは、set up (この方は “prep”; 準備と表現しています)は必ずしも必要ではなく、平面のものをはぐときは必要」だそうです。なるほど。
靴下を作るときの参考にしようと思います^^
とても勉強になりました!
ありがとうございます♡
ciao さん
メリヤスはぎ、一度針の動かし方を覚えてしまったら
簡単ですよね!
お役に立てて何よりです♪
大感謝です♀️
靴下編みからデビューした編み物初心者ですが、
つま先のメリヤスはぎが何を見ても読んでもわからなくて、何をやっているのやら…
だったのですが、こちらの表・裏の考え方で今まで何で出来なかったのか、というくらい簡単に出来るようになりました。
今後もお勉強させてください。
ありがとうございます!!
ヒロミさん
コメントありがとうございます!
お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
メリヤスはぎ、仕組みを理解するまではなかなか難しいし覚えにくい技法ですよね (*_*;
私も何度も練習しました。
記事がヒロミさんのお役に立ってよかったです^^