ラベンダーを挿し木で育てて、今年で5年目になりました。
ラベンダーについて語りだすと止まらなくなってしまうくらい、ラベンダーが好きです。香りも、色も、虫を寄せ付けにくいという点も(笑)全てにおいて完璧なお花だと思っています。
ブログをはじめると決めたときから、絶対にラベンダーについて語ろうと思っていました。そこで今日は、私のようにラベンダーが好きな方や、これから育ててみようと思っている方に私の経験をお伝えしたいと思います!
オレゴンでのラベンダーとの出会い
私は大学時代、夏休みを利用して1ヶ月間だけアメリカのオレゴン州にある大学に語学留学(と言う名の、単なる旅行w)をしていたのですが、そのときにホームステイをしたお家のホストマザーがラベンダーを育ていて、(しかもかなり大規模なラベンダー畑がありました。)そのときにはじめてラベンダーと言う花の存在を意識したのがはじまりでした。
ある日、娘さんのお友達が結婚式をお庭であげると言うことで、私もお手伝いをしたのですが、その作業の中に「庭に咲いているバラや、ラベンダーを車道にまく」という仕事がありました。何のため?と聞くと、
「車が通ったときに、タイヤでラベンダーの花(粒)がつぶされて、いいにおいがするでしょ?」
と言われたのを覚えています。なるほど~、と、感心してしまいました。
留学をするまで私はあまり「匂い」についてこだわりがなかったのですが、向こうの人って、生活と匂いが密接に関係しているんだな~と、つくづく思います。ラベンダーだけでなく、キャンドルも焚くし、ホストマザーからもらった手紙には、香水がしたためられていました。
すっかり感化された私は、日本に帰ってきてからしばらくは、ステイ先で体験したことを日本での生活に取り入れようと頑張っていましたw
そしてその中のひとつに、ラベンダーを育てるという夢があったのですが・・・。
日本のラベンダーの産地と言えば、北海道、富良野!
しかしその後、就活やら(しなかったけどw)卒論やらで、ラベンダーを育てることまで気がまわりませんでした。数ヶ月間のニート期間を経てなんとか就職して、仕事にもだいぶ慣れてきたころの夏に、初めて北海道に一人旅しました。
もちろん、行き先は『北の国から』とラベンダーで有名な富良野です。ラベンダー摘みをして、ラベンダーバンドルズを作ることが目標でした。
ラベンダーの摘み放題を行っている花畑でラベンダーを摘んだのですが、もしかしたら挿し木に使えるかもと思い、そのうちの数本を葉っぱがついたままで持ち帰って、7月後半の蒸し暑い東京でラベンダーの挿し木を育てはじめました。
ラベンダーは湿度の低い涼しい気候を好むため、そのような過酷な状況ではうまく育つ見込みはほとんどないと思っていたので、上手くいったら儲けもの、くらいの気持ちでいたのですが・・・。
長くなったのでこの辺でいったん区切り、続きは明日にしたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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