【リトアニア】 舞台衣装としての民族衣装ーリトアニア国立博物館 Part2.

常設展の民族衣装を見学し終え先に進むと、”The Mataitis Theatre on the Pathways of National History and Culture” という企画展のコーナーにたどり着きました。

このコーナーも常設展同様、すごーーーーーーーーく良かったんです!

ここに展示されている衣装やスケッチなどは、The Mataitis Theatre (The Lithuanian Folklore Theatre) と言う劇場で上演される、リトアニアの歴史や民話、民族史や神話などを題材とした演目のために作られたものだそうです。

Dalia Mataitienė というデザイナーの方が各地に伝わる伝統的なパターンなどをもとにデザインを担当して、リトアニア国立博物館が管理している68のコスチュームのうちの30体が、この企画展で披露されていました。

衣装は17世紀から20世紀初頭を舞台にした3つの劇で使用されたものです。そのため、テイストが少しずつ異なります。

↑これはたぶん古い時代のだと思う。

こういう袖の服、大好きです。イギリスでゲットしたヴィンテージのパターンなどを見ていると、こういう袖のセーターをたまに見かけます。

すごく女性らしくて、個人的に好きなデザインです。

こちらはもう少し新しい時代のものでしょうか。

ここでもやはりリストウォーマーが。さりげないおしゃれってこういうことかな?

刺繍の柄も「美しい」というより「かわいらしい」と言う感じ。

これだけ着込んでいないと、バルト三国の寒さには耐えられないのか・・・。

しかし、その寒さから身を守るために考え出されたアイディアが豊かな装飾を生み出す理由の一つになっていたのだと思うと、やっぱり寒い地域の伝統工芸の完成度の高さに心を動かされます。

これなんかはかなりモダンな感じなので、20世紀初頭のものだと思われます。

あまり民族衣装っぽさが強くないですよね。

男性の衣装も素敵でした。

バルト三国の衣装は、男性もスカートのような長いコートのものが多く、それがまた新鮮な感じがしました。

そして忘れてはならないのは、衣装だけでなく小物づかい!

ちなみにこのコーナーの展示は、常設展とは違ってガラスケースに入っていなかったので、かなり細部まで観察することができたのもよかったです^^

↑このような方眼編の帽子も、ラトビアやエストニアではあまり見かけなかったものです。

防寒用と言うよりはファッションとしての装飾品と言う意味合いが強いように思うのですが、どうでしょう。

これは何かの儀式とかの時につける物なのでしょうか・・・?すごく気になるw

おしゃれは足元から・・・。

そういえば、写真を見直していたら、このパターンとそっくりなものが常設展にあったことを発見しました。

それがこちらです。

デザイナーの方が集めた参考資料のなかには博物館の展示物もあったそうなので、おそらくこちらの靴下をもとにデザインしたのだと思います。

そんなことも発見できてなんかうれしい^^

糸端の処理をこんな風にするのもすごく素敵じゃないですか?

これなんかは、マフラーを編むときにマネできそう。

単調なマフラーがちょっと手を加えるだけでこんなに華やかに!って感じ(笑)

でも、これすごく気に入りました。

この企画展は、私が滞在している週が最終週だったので、そんなときにリトアニアを訪れることができた私はなんてラッキーだったのかと、今になってその有難みをかみしめています(笑)

企画展じゃなくて全68体を展示した常設展にしてもらいたいくらいのレベルの作品たちで、本当に見ごたえがあってよかったです。

リトアニア国立博物館、素敵な博物館でした♡

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