世界最速のニッター、Hazel Tindall さんにフェアアイルを習いました!

この日記は前回の続きです。

スコットランドのインヴァネスと言う場所で行われた、ニットフェスに行ってきました
ロンドンのニットショーの後、翌日行われる予定の Loch Ness Knit Fest のワークショップに参加す...

スコットランド、インヴァネスで行われたニットフェスに参加したいと思った一番の理由は、世界一編むのが早い Hazel Tindall さんというニッターに会い、この目で彼女が編んでいる様子を見たいと思ったからです。私の速く編めるようになりたいという気持ちは、編み物を再開した3年前、彼女の存在を知ってからますます強くなりました。

彼女は編み物の聖地ともいうべき場所、Shetland 出身です。Shetland では毎年編み物のイベントが開催されているのですが、いくらイギリスにいるとはいえ、Shetland に一人で行くのはちょっと勇気が・・・(笑)(でもいつか、フェアアイル編みがもっと上達して、理解が深まったら行ってみたい!)

今回は、彼女がスコットランドでフェアアイルのワークショップを開くということを知り、こんな機会はなかなかないと思い、1か月以上前からチケットをおさえていました!

私が Hazel さんを崇拝する理由は、彼女が速編みの神様であるからというのはもちろんなのですが、彼女が「アメリカ式」の、右手に糸をかけて編む編み方をするニッターだからです。

以前のエントリーでも触れたことがあるのですが、私がフランス式に変えようか悩んでいたころ、世界最速のニッターがいわゆる「アメリカ式」で編んでいるということを知って、さらにYouTube で編んでいる様子を見てかなりの衝撃を受けました。すごい・・・なんだこれどーなってる!!って感じw

ちなみに、正確にいうと彼女の編み方はアメリカ式ではなく、「正式なイギリス式」の編み方なんだそうです。右手で糸を持つのは同じなのですが、彼女の場合・・・

このニッティングベルト (Makin Belt) というものを身に着け、穴に片方の針を刺して固定して編むんです。

このベルトのおかげで、あのスピードが出せるのだと思います。

あと私が注目したのは、糸の持ち方。2つ上の写真をご覧いただくとわかるのですが、編地に対してすごく近いポジションに指を構え、糸をかけています。人によって手の大きさが違うので一概には言えないかもしれませんが、この短い距離が、スピードアップの一翼を担っているのは明らかですね。

そんな彼女から今回習ったのは、フェアアイルのブックマークづくりです。

編みこみ模様は初めてじゃないのですが、糸を Shetland のものを使うという、正真正銘の?フェアアイルは初めてでした。

これは Hazel さんの見本。

裏もこのようにきれいな仕上がりです。

実は、ワークショップでの色合わせに失敗したので、ホテルに帰って2つほど編みました。これはそのうちの一つ。

ここで使っている針はプラスチック製なのですが、見た目はかわいいけどよくしなるため編みにくいことが判明w

これが色合わせに微妙に失敗したもの。

フェアアイル編みは、基本的に輪で編んだものを平らにするために、編み終わったら真ん中をカットします。(ちなみにこのことを英語では Steaking と言うそうですが、Hazel さん曰く、シェトランドではそういういい方はしないそうです。そういう言葉がないけど、分かりやすいように Steeking と言って説明すると言っていました。)

なんとか編みあがりました。

小さな作品なので、編むこと自体はそんなに難しくありません。練習にもってこいです。

ちょっとばかりブロッキング不足だったような気もしますが、とりあえず完成。

毛糸を買うとき好きな色を選んだら、組み合わせがいまいちでした。この紫、緑がちょっと入っててすごく素敵な色なんですが、強い色なので合わせる色が難しい。

でも、同じ色を使っても配置次第でガラッと印象が変わるんだな~と学びました。

フェアアイルでは、中心1段(または奇数段)だけ色を変えて編むのが基本らしいです。私はそれを知らず適当な配色にしてしまったのですが、決まりはないので好きにしていいのよと言ってくれました^^;

そうそう、Hazel さんは、お人柄もすごく暖かい方なんです!なんと言うか、「優しいおかあさん」みたい (#^^#) すごく穏やかで、常に私の進み具合を気にかけてくれていました。

糸のかけ方や手の構え方など、すごく細かい質問にも嫌な顔せずに実演してくださって、本当に神様のような方でした。感激・・・!

裏側はこんな感じになりました。気持ち緩い気もしなくもないけど、まあ許容範囲かな・・・。

ところで!Hazel さんはフェアアイルの見本をいくつか持ってきてくれていたのですが、このフェアアイルのルームシューズ、リバーシブルなんです。私もいつかこれくらいの作品をさくっと編めるようになりたいな~・・・。

このブックマークの配色も素敵ですよね。

素敵な名刺もいただいちゃいました。

シェトランドのことや Hazel さんの編み物人生のことなど、とても興味深いお話を挟みつつの、素敵なワークショップでした♡

イギリスにいる間に経験することができてよかったです^^

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comments

  1. すむすむ より:

    初めまして。
    Hazelさんに直接お会いされたんですね!羨ましいです~。
    私もアメリカ式でスピードも遅くはないのですが腱鞘炎気味になってしまい、手の無駄な動きを無くしたいなあと数年前に色々調べていた時にHazelさんの動画を発見しました。衝撃的を受けて何度も繰り返して観て、針の持ち方など参考にしました…。
    私も在英なのですが(気付けば二十数年目です)、編み物や洋裁、お菓子作りが大好きなので他の記事もゆっくり読ませて頂きますね。
    ウィルトン式のバタークリームパイピングも独学でちょこちょことやってます

    • よもぎ より:

      すむすむさん

      初めまして!コメントありがとうございます^^

      すむすむさんもアメリカ式で編まれるんですね!
      日本人のアメリカ式ニッターにはあまりお会いしたことがないので、うれしいです(笑)
      逆にこちらではほとんどの人がアメリカ式で編みますよね。イギリスに来てからは、そういう違いも楽しんでいます^^

      Hazel さんがお住まいのシェトランドでは、年に1回ウールフェスティバルが開催されているのですが、
      私はそこまで行く勇気がありませんでした~(泣)
      しかし日本に帰ったらこんな機会2度とないので、スコットランドならなんとか・・・と言うことで、行ってきました!

      私も Hazel さんの動画に衝撃を受けて、スロー再生で観たりして研究した一人です(笑)
      ワークショップでは Hazel さんに、手の動きやポジションを見てもらったのですが、すごく勉強になりましたよ~!
      ただ、そもそもニッティングベルトなしであれだけ早く編むことができるのかという疑問が^^;

      ではでは、長くなってきたのでこの辺で。
      コメントありがとうございました!また遊びに来てくださいね^^

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