最近、私の中では編み物ブームが来ています!(笑) ・・・とはいうものの、本格的なウェア物を編むには暑すぎるので、もっぱら小物ばかりですが^^;
つい最近は、今回ご紹介する手袋を編みました。
ミトンは編んだことがありますが、5本指の手袋を編むのは初めて。
難しそうだな~と思いましたが、実際に編んでみると、意外と簡単でした。
この手袋は、アヴリルで売っているキットのものです。
「アンゴラネップ」と言う細い糸を3本取りにして編んでいます。
↑アンゴラネップはこの写真の中央の段のものです。素敵な色がたくさんあるのですが、悩みに悩んだ末、今回は黒と緑の2色だけを使用しました。
黒を基調として、緑をアクセントの色にしてみました。
アンゴラネップと言う名前の通りところどころに糸の塊が出てくるので、編地のアクセントになっているのが素敵です。
編み方はおそらく、一般的な手袋の編み方と同じだと思います。
親指の付け根の部分で増やし目をしながら、手首部分から指先に向かって編んでいきます。
私は指が短いので、指定の段数より少なめに編んだらぴったりサイズになりましたw
一つだけ手を加えた点としては、お店にあった見本では指の付け根の部分の穴が少し気になったので、隙間が開かないような編み方をしました。
よく、靴下に穴が開かないようにする方法と同じで、一目下の”leg”の部分を拾って2目一度するという方法です。
この方法だと絶対に穴が開かないのですが(写真をご覧ください!(笑))目を増やしているので、よく見るとその部分が規則的でないところと、編地が分厚くなってしまうのが難点。
まあ、これは私が細かいところにこだわりすぎるからと言うだけなのも知れないけど・・・^^;
穴が開くよりはいいかなと思うことにしていますw
手のひらの部分は編み図通りに編むと少し大きめになってしまいました。
こちらは手のひら側。やはりたるみがあります。
いくらぴったりサイズとは言え、このくらいは余裕があってもいいのかもしれませんが、試しに片方の手袋は目数を2目減らしてみました。
なので、よ―――く見ると大きさが微妙に違うのですが、着け心地は正直あまり変わりません。
やはり2目くらいだとあんまり差はないのかも^^;
そして、指先は目に糸を通して絞るのですが、一度にすべての目に糸を通して絞るのではなく、2,3目ごとに糸を絞りながら綴じたほうがきれいに仕上がるということに気付きました。(これって常識かも。私が横着をしてただけ・・・?w)
5本指の手袋は、最初にも書いた通り難しそう・・・と思っていましたが、今回編んでみて思ったより簡単に編めるということに気付きました。
ただ、指を編むのがめんどくさいと言うか、目数が少ないので編みにくかったです。
私はニットプロの10㎝5本針を使ったのでまだマシでしたが、マジックループや20㎝とかの針では編む気が失せるかもなんて思っちゃったw
糸については、色・編み心地・手触り・付け心地ともにかなり気に入りました。しかも、お値段がリーズナブルなんです!
この手袋のキットは、女性用がたったの 800円!男性用が1000円です。
既製品を買うより安く手に入れられるし、この価格だったら練習用にもいたくないお値段ですよね。当然、すごく暖かいですし。
他にもいろいろと気になった色があるので、違う作品にも使ってみたいと思います。
ちなみにアンゴラは、カシミアほどではないですがお湯で油を落とすと、洗う前と比べて風合いが多少変わってきます。私の場合は、少しだけ編地が毛羽立ち、いい意味で目が詰まった感じになりました。
編み終わったら、この作業をお忘れなく!(^^)v
皆さんもぜひ、冬に向けて作ってみてくださいね~!