前回はドイツの糸、”REGIA” でつま先から編んだ靴下をアップしましたが、今回はイギリスの “West Yorkshire Spinners” というブランドの糸で、履き口から編む靴下です。
https://cosythings.introvertful.com/toe-up-ankle-socks-regia/
ちなみにこの糸、以前靴下を編んだときの糸の残りで、こちらはつま先から編むタイプの靴下です↓
https://cosythings.introvertful.com/socks-without-holes/
実は寸法を間違えてしまい、微妙に細長い靴下となっております^^;
幅が小さめなので足にフィットする点はいいのですが、履き口の部分も小さめになってしまい、いくらゴム編みだからと言ってあまり広がらなくて履きにくい。ちなみに作り目は52目でした。
履き口から編む靴下の大まかな手順は、まず、1目ゴム編みの作り目から2目ゴム編みに変えて、履き口(Cuff) の部分を編みます。
ゴム編みについては少しだけ、以前のエントリーで書きました↓
https://cosythings.introvertful.com/how-to-cast-on-for-rib-stitches/
https://cosythings.introvertful.com/from-one-by-one-rib-to-two-by-two-rib/
次に、全体の半分の目を休ませておいて、かかとの部分(英語では Heel Flap ですね)を往復編みで編んでいきます。
そしてかかと底の部分(Heel Turn=この靴下の場合は、赤い部分)を編んだら、ここからはまた輪編みに戻ります。 Heel Flap の片方の端から拾い目をし、休ませておいた目と合流し、Heel Flap の反対側の端から拾い目をして、輪で編んでいきます。
ここから写真のように三角形のようになっている、「三角マチ」と呼ばれる部分を編んでいきます。一段おきに両側で1目ずつ減らしていくという方法が一般的のようです。ちなみにこの部分は、英語では Gusset と呼ばれます。
三角マチの部分が編めたら、本体部分 (Body) をぐるぐると編んでいき、両サイドで減らし目をしながら目数を減らしていき、つま先を作ります。
つま先は、全ての目に糸を通して絞って縮める方法か、メリヤスはぎで仕上げる方法が一般的です。
今回はメリヤスはぎで仕上げました。
https://cosythings.introvertful.com/how-to-kitchener-stitch-easily/
今回のようなボーダーの糸を使う場合、左右の色の出方が同じようにするためには、同じ色(柄)の部分の糸端からスタートさせればよいのでそのようにしてみ居たのですが、つま先に進むにつれて幅や色が違ってきました。原因が分からない (;´Д`)
履き口から編む靴下はこんな感じでした。
初めて編んだ靴下はこのタイプのものでしたが、つま先から編む靴下に比べてかかとの部分のフィット感が良く、履き心地がいいと言われていますが・・・。
どうなんでしょう。個人的にはそれほど変わらないような気もします。
一度、同じ条件で編んでみて、違いを確かめてみたいです。