ビッグニット用の帽子に、↑この猫の帽子の編み方を考えたのですが、1色じゃ物足りなくなっておなかの部分を白にして、シマ模様の猫(トラ猫?雉猫?)を編むことにしました。
それがこちら↑
で、編み物でいろんな色を使って編む場合は、大きく分けて「横糸渡しの編み込み模様 (fair isleなどの colourwork)」と「縦糸渡しの編み込み模様(intarsia)のどちらかの技法を使って編むと思うのですが、今回の場合はおなか(白)の面積が多いので、縦糸渡しの編み込み模様で編むのが適していると考えます。
なので、普通に縦糸渡しで編めばいいのですが、ここで問題が。
ビッグニット用の帽子は小さいので、個人的に平編みで編んで綴じる方法だと、綴じ代が目立つので輪編みでシームレスに編むほうが好きなんです。(編みあがった後綴じるの面倒というのもある。)
でも、縦糸渡しの編み込み模様は、通常は平編みで行うんですよね。
輪編みで編みたいけど、縦糸渡しの編み込み模様もしたい。
そういう技法が…やっぱりあるんですね~。考えた人天才!
そこで今回のタイトルにつながるのですが、intarsia in the round の技術を学びました。
参考にした動画はこちら↑
英語ですが、字幕もついてるのでわかりやすいです。(ちなみに intarsia は「インタージャ」みたいに発音します。)
そして、「輪編みで縦糸渡しの編み込み模様」は、厳密には「輪編みで往復編み(平編み)をしながら、縦糸渡しの編み込み模様を編む」と言った感じですかね。
言葉だけで読むと何言ってるか分からんって感じかもしれませんが、実際に編んでみるとわかると思います。
なんて面白い編み方なの!って、きっとびっくりするかも。
最初は何をやってるか分からない感じなんですが、説明通りに編んでいくと、穴が開かずにきれいに縦糸渡しができるんですよね~。
これは、最近学んだことの中でかなりワクワクした技法でした。
しかし!
これにはまだ続きがあって…
↑これです!
輪編みで2段(周)以上にわたって糸を替えると、段差 (jog) ができるという問題。(真ん中の縞模様の部分、段差が分かりますよね?)
これは今までにも遭遇してきて、いくつかの解決方法があるのは知っていたのですが、今回の編地ではそのいずれの方法も使えませんでした。
なぜなら、輪編みで編んでいるのに、intarsia の部分は往復編みで編むから。
上手く説明できないのですが、とにかくできないんですよ(泣)
どなたか解決方法をご存知の方、教えていただけると嬉しいです。
でも、intarsia in the round なんていう魔法のような方法があるからには、それにだってなにかいい解決法があるはず!
もう少し研究してみたいと思います。
あ、あとこの猫、白い部分をもう少し大きくしたほうがいいかな。耳ももう少し立てたほうが猫っぽい。そして顔が描けない…。
ビッグニットを編みながら、新しい技法を習得している今日この頃です^^
Intarsia in the round with invisible joinと検索すると出てきますよ。
がぶりえるさん
コメントありがとうございます!
お返事が大変遅くなってしまって申し訳ありません。
やはり、解決策があるんですね(泣)
教えていただきありがとうございます!!
次回、intarsia in the round で作品を編むときの参考にさせていただきます!