以前アップした「編むものリスト」の中には入れていなかったのですが、在庫糸消費のために、Lava Flow Cowl と言うカウルを編んでみました。
使用した糸は、 ZARA Merino extrafine です。2玉+3玉目をほんの少し使いました。
この毛糸、メリノウールなので編んでいるときももちもちして編み心地が最高だったのですが、ブロッキングをするとさらにエアリーに、ふわふわになりました。すごいいい毛糸!
編み方は、ゴム編み+縄編みの繰り返しで、パターンを見なくても編めるくらいシンプルなものです。
簡単なのですが、縄編みが12目×12目なので、縄編み針必須です。
(交差編みは縄編み針なしで行う派の私でも、使わなくては危険な感じがしました(笑))
この作品はたくさんの方が編んでらっしゃる作品なので、それぞれのユーザーの作品ページを見ていると、製作のアドバイスなどが書いてあってとても参考になります。
今回も、最初の目は滑り目にするときれいな端目になるよ~!と書いている方が何人かいらっしゃいました。
私もそうしようかと思ったのですが、毛糸が混ざり毛糸のような感じだったので、普通に編んでもそれほど汚くならなかったのでそのまま編みました。
単色の毛糸で編む方は、滑ったほうが仕上がりがきれいかもしれません。
縄編みを9回繰り返したら、ブロッキングをして、輪にします。
ブロッキングをするときは、編み終わりの糸端を編地の3から4倍残しておくことを忘れずに!(あとで輪にするときに使用します。)
輪にするときは、片側をねじってメビウスの輪になるようにつなげるそうですが、ここでつなげ方に問題発生!
2目ゴム編みのグラフティングって、やったことない・・・(>_<)
いや、と言うか、ここにきて気付きました。
以前も、この技法が必要な作品を編んだことがあった!と言うことに。
https://cosythings.introvertful.com/clara-cowl/
↑かなり前の作品ですが、これです。
ここでは無理矢理メリヤスはぎをして力業でつないでいますね(笑)
今回こそは、シームレスなはぎを目指したい!
と言うことで、YouTube で検索したら、こんなのが出てきました↓
これ、針の動きがものすごくややこしいのですが、ゆっくり実演してくれているのでできなくもなさそう。
でもやっぱりわかりにくいので、 Verypink さんの↑この動画を参考に途中までやってみたのですが・・・
表から見たらシームレスだけど、裏から見たらすべての目が裏編みっぽくなってしまっていて、シームレスとは言い難い感じになりました。
↑こんな感じで、表目同士の部分も裏目になってしまいます。
なので、やっぱり先ほどの動画を参考にトライしてみたのですが、何度やってもうまくいかない!
気付いたのですが、Provisional Cast on で作った作り目は、確か半目ずれるのではなかったでしたっけ?
目数はあっているのですが、見た目がもう片側の2目ゴム編みと違うんですよね。
このせいで、表目・裏目同士が合わなかったのかも。
もし今度編むとしたら、Provisional Cast on の作り目をほどいて、逆方向に2目ゴム編みを1段編んで、目を整えるとマッチすると思うので、そうしたらシームレスなはぎができるかも。
何度もやり直すのがいよいよ嫌になって、結局、 Verypink さんのやり方で強引にはぎました。
結果、完全なシームレスとは言えない編地になってしまいました。
2目ゴム編みの編地のはぎ、今回も、マスターならず (/_;)
でも絶対、できるようになりたいです。ちゃんとした2目ゴム編みの編地を2枚編んで、練習をしたいと思います。
はぎの部分に目をつむると、カウル自体は結構いい感じに仕上がりました。
ブロッキング前より長さが少し伸びて、幅が縮まったので、短め&幅広めが好きな方は目数と段数を変えたほうがいいかも。
でも、つけると結構おしゃれな感じです。実用性重視と言うよりは、ファッション性が高い作品と言う印象を受けました。
ずっと持て余していた糸を使うことができてよかった。中途半端に1玉残ってしまいましたが、1玉で編めるものって何だろう・・・。
またラベリーで探してこなくては^^;