外国製の玉巻き器の使い勝手って、実際のところどうなの?
以前、玉巻き器なしで「中心から糸を引き出せる毛糸玉」の巻き方をご紹介したことがあります。
https://cosythings.introvertful.com/how-to-wind-a-ball-of-yarn-without-using-a-winder/
原理は全く同じなのですが、当然ながら玉巻き器で巻くのに比べると時間がかかりすぎる!最近、セーターをほどいて糸に戻す作業にはまっているということもあり、玉巻き器を購入しました。
購入に当たっては、アマゾンや楽天で価格を調べてみたのですが、玉巻き器って、結構いいお値段なんですね・・・^^; メルカリで中古品を探しても、数が少ないうえに新品と大して値段が変わらなかったり。
そして、海外製のものは日本製のものの半分くらいのお値段なのですが、レビューを見てみると賛否両論あって、「まあ使える」派と、「やっぱり日本製じゃなきゃ」派に分かれていました。
安物買いの銭失いにはなりたくないな~と思いながらも、使う頻度が高い道具ではないので、安ければ安いほどありがたい・・・と言うことで、海外製の最安値のもの(1900円くらい)のものを購入することに決めました。
そこで今日は、アマゾンで購入した安い玉巻器を使ってみた感想や気になった点をレポートしていきたいと思います。
玉巻き器のセット内容と使い方
この玉巻き器には、英文の説明書がついていました。
使い方は通常の玉巻き器と同じなので、説明書を読まなくても使うことができます。
写真中央の赤いノブを左に回して、玉巻き器を机に固定できるようにネジを緩めます。
固定できる机の幅は、マックス4㎝くらいが限度だと思います。
次に、毛糸を巻き付ける部分(右)を本体にセットします。
糸を通すワイヤーの部分を立て、カチット音がするまで引っ張り出します。
後は糸を引っ掛けて、ハンドルを右に回すだけでセンタープルの毛糸玉(中央から糸を引っ張り出す毛糸玉)を作ることができます。
この玉巻き器を使用する際の注意点
この玉巻き器の使い勝手は、普通に使う分には全く問題ないです。
ただ、使ったことのある日本製の玉巻器(ロイヤル工業の玉巻器)と比べると、どうしても粗が目立ちました。
特に気になったのは、こちらの針金の支柱の部分。
かちっというまで引き出しても、巻いていくうちにどんどん元に戻ろうとする力が働いてしまい、途中で倒れてしまうんです。(これは私の引いたものがハズレだったからなのかはわかりませんが・・・。)
なので、たまに緩くなっていないかを確認しながら回していく必要があります。
勢いに乗っているときにこれが起こると、本体に毛糸が巻き付くという悲劇が起こります(笑)
そしてもう一点、この部分を本体に取り付けるのですが、かみ合わせが良くないのできちんとはまった感じがしないんです。
たまに巻いているときに外れたりして、こちらも地味に嫌です。
逆によかった点もあって、ハンドルの先端部分が平らになっているため、指でつまみやすくてロイヤル工業のものより使いやすかったです。
回すときの音は小さくはないですが、まあこんなもんだろうな、と言う感じ。巻き心地は意外とスムーズでした。
Opal の毛糸を巻いてみました。向かって右が手で巻いたもの、左が玉巻器を使って巻いたものです。
当たり前ですが、玉巻器を使ったもののほうがきれいですね。
玉巻器は、かせの毛糸を毛糸だまにする為だけでなく、残った糸を巻き直したり、左右の靴下を同時に編むときなど、最初から50gずつに分けておくためにも便利な道具です。
それに、綺麗に巻かれた毛糸玉を見ると、テンションが上がります♪
使う頻度は少ないですが、1つ持っているとなにかと役に立つ道具だと思うので、今回、購入してよかったです。
この玉巻器に関しては、少しでも快適な使い心地を求めるなら日本製のものをお勧めしますが、たまにしか使わない、かせを玉の状態にできればそれで十分と言う方には「有り」の商品だと思います。
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私が今回購入した玉巻き器です。ちなみに注文するとき、「Amazon が発送します」(=アマゾンの倉庫に商品がある状態)になっていないと、届くまでに恐ろしく時間がかかるみたいなので注意が必要です。ちなみに私は、注文の2日後には届きました。
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快適な使い心地をお求めの方は、日本製のこちらがいいかもしれません。