ドイツの糸、REGIA でつま先から編む、くるぶし丈の靴下
今までにも似たような靴下をたくさんアップしてきたのですが、これはつい最近、「編み図を見なくても編める”ちゃんとした”作品」を編みたくなって編んだものです。
使用した糸は、ドイツで購入した REGIA の糸です。
https://cosythings.introvertful.com/souveniors-of-berlin/
↑この記事で私、「赤い毛糸はかかとと履き口の部分用に使う予定」と書いていて、完全に忘れていたのですが無意識のうちにそのように編んでいました(笑)
少しピンボケ気味ですが、こちらはブロッキング前の靴下です。
ブロッキング後はこちら。見違えるようです^^;
今回の靴下は、つま先から編むタイプのものです。
作り目やかかとの部分は様々な方法がありますが、私のお気に入りは、つま先は Turkish Cast On(トルコ式作り目)で作り目をし、かかとは German Short Rows(ドイツ式引き返し編み)で編む方法です。
理由は、どちらも簡単な編み方だから!
なので初めて靴下を編む方には、この組み合わせがおすすめです。
German Short Rows のかかとはこんな感じ。赤い色が少し見えにくくてごめんなさい (..)
実は以前、日本式引き返し編み、Wrap & Turn、ドイツ式引き返し編みの3つの編地の違いを知りたくて、それぞれの方法でかかと部分だけ編んでみたことがあるのですが、帰国時に紛失してしまいました (;´Д`)
かかとを凝視したりすることってないですが、それぞれ編み方や表れ方特徴があるので面白いですよね。
かかとの編み方にはほかにも Afterthought Heel (Peasant Heel) と言って、一番最後にかかとを編む編み方などもあって、かなり奥が深いです!
履き口の部分は二目ゴム編みをして、二目ゴム編み止めで仕上げました。
二目ゴム編み止めは、最初動画で針の動きを観た時は「なんじゃこりゃー」と言う感じでしたが、「表目は表目同士、裏目は裏目同士に針を入れる」ということと、「メリヤスはぎの動きと同じ=knit, purl, purl, knit」と言うことが理解出来たらできるようになりました。
胴体(?)の部分。
何色もの糸がより合わさって1本のカラフルな糸になっています。
この糸、毛糸の状態でもとてもきれいなのですが、編地になると色の出方がより美しくなるように思いました。
こちらが靴下を編んだ後の毛糸。
グラニースクエアを編むのに少し使ったので実際はもう少し少ないですが、赤い毛糸が25g、ミックス毛糸が18g ありました。
足の長さにもよりますが、くるぶし丈の靴下でも、およそ60gくらい必要なんですね。と言うことは、1玉だとちょっと足りないか~と言う感じ。
REGIA の毛糸はもう一玉あるので、今回残った毛糸と組み合わせて長めの靴下でも編もうかしら(#^^#)