先日、コットンの糸で(飽きずにw)グラニースクエアを編みたくなったので、糸を探しに出かけたのですが、毛糸屋さんに好みの糸がありませんでした。
そこで、毛糸を安く売っている「しまむら」的なお店と、ダイソーに行ってみました。
糸を購入してみたのですが、ふと思ったんです。
こういう糸って、品質的にはどうなんだろう、と・・・。
しまむら的なお店で買った毛糸はこちらなのですが、真ん中の2つ以外は中国製です。
お値段は、セールになっていたものもありますが、全て1つ100円前後。
そしてこちらが、ダイソーで買った糸です。すべて中国製。
ダイソーとかキャンドゥの糸は、アクリルのものやウールのものはあまり好みの色がなかったのでスルーしていたのですが、今回はこのコットンの色がとてもかわいくて、思わず買ってしまいました。
早速グラニースクエアを編んでみたのですが、編み心地は普通。
よりは結構強めのしっかりした糸です。
ただ、こちらのピンクの糸は少し編みにくさを感じました。細いラメの糸が合わさっているのですが、絡みが弱い?みたいで、よく引っかかります。
しまむら的なお店で買ったものは、この組み合わせで編んでみました。
薄緑の毛糸は、モヘア風の質感を出したアクリルの毛糸ですw
他の糸がコットンなので、1つだけ違う素材の毛糸を使うことで編地に変化が出るかもと思い、使ってみました。
これは糸のせいではないのですが、今のところ可もなく不可もなくといった仕上がりw
もうちょっとパンチが効いた色を使ってもよかったかな~。夏らしい感じはしますが、ちょっと物足りないです。
あ、でも、写真ではあまりわからないのですが、紫の糸にはパールみたいなラメが入っていて、肉眼で見るとかなりキラキラ感が出ているんです。その点は結構好きです♪
で、最初の話に戻るんですけど、100均とか、言い方は悪いですが、めちゃくちゃ安くで売ってる聞いたことないブランドの糸とかを買うのって、抵抗がありますか?
そういった糸って、やっぱり品質もそれなりで、「安かろう悪かろう」なんでしょうか。
個人的には、基本的にはそんな感じかな~と言う気持ちが若干強いです。いや、たぶん「安物の毛糸だからあんまり良くないな~」という偏見も間違いなくあるw
自分はブランド志向のタイプの人間ではないと思っているのですが、やっぱり値段と品質はそれなりに比例すると言う先入観?のようなものはありますね~・・・。そのせいで、編んでいても「やっぱり安物の糸だから・・・」と、どこか楽しくないのかも。
いや、ちょっと前の日記でも触れたように、100均にも安くていいものはたくさんあると思う気持ちも本当ですが・・・う~ん、難しい!(笑)
でも、こういった糸をメインとして使うのではなく、お気に入りの糸に混ぜて使うのはありだなと思っています。
以前、ロンドンのカレッジで Katie に編み物を習っていた時、彼女がスワッチをつなげたサンプラーを見せてくれたことがあるのですが、その作品には、パウンドランド(イギリス的100均)で買ったという糸で編んだものもありました。
その糸で編まれた部分は、言われなければわからないほど、全く違和感がなく溶け込んでいたんですよね。
やっぱり、使う人のセンスによって大きく左右される部分もあるのかも!(◎_◎;)
100均や激安だから悪いというわけではなく、でも、自分の気持ち的にも編んでて楽しいというところの落としどころが、部分的に使うというやり方かな~?
でも、一番は安くて品質もいいものが一番ですけど!(笑)
皆さんは、どういう基準で糸を選んでいらっしゃいますか?
初めまして。いい年をして編み物万年初心者なのですが、つい最近こちらのブログを見つけて、楽しく読んでいます。
糸を買ったこと自体が数えるほどのビギナーなのですけれど、化繊の糸は、要するにプラスティックなので生分解されることなく、現在のプラスティック・ポルーションの問題を考えるとちょっと躊躇してしまいます。コットンは生産の過程で農薬が大量に必要らしく、オーガニックと言われているものでない限りはその糸の残留農薬はどうなんだろう、という疑問を感じます。
その上私はヴィーガンなので、ウールやシルクなども買いたくないので、八方塞がり状態です。
現在は母が大昔買い込んだけど使わないで残っていたウールの糸を少しずつ使っていますが、それが終わったら自然の植物素材で農薬問題のない糸を探しつつ、古いセーターなどを解いて使うしかなさそうです。
きゃすぴえさん
初めまして!コメントありがとうございます^^
きゃすぴえさんのコメントを拝読して、
動物の毛からどのようにして毛糸が生産されるかと言うことや、環境に与える影響のことを考えると、
問題は価格や品質だけではないんだなということに気づかされました。
プラスティック・ポリューションのことは、最近テレビで特集もされていました。
プラスチック製の容器に入った清涼飲料水を飲むと、人間も超微量のプラスチックを摂取しているという
「マイクロプラスチック」が問題になっているという記事も最近目にしました。
竹も糸の原料になりますが、やはりコットンと同様、生産過程で農薬をたくさん使う必要があるという話を
ロンドンの博物館で聞いたことも思い出しました。
そうなると、できるだけオーガニックの糸(・・・がすべて環境にいいというわけではないとはもちろん思いますが)を選ぶのがいいのでしょうね。
きゃすぴえさんのように、今家にある毛糸に目を向けることも必要ですよね。新しい毛糸を次々と買うのではなく・・・。
気持ちはあるけど、なかなか実行に移せないタイプです・・・(>_<) おそらく私は、今後も色んな糸を使っていくと思いますが、そんな中でも今回教えていただいた問題があるんだと言うことを忘れないで、 できる範囲で環境や人にやさしい編み物と向き合っていきたいと思いました。 はっとさせられるようなお話を、どうもありがとうごさいました^^
初めまして。長年編物教室に通っていますが、フルタイムの仕事をしていることと、別の趣味が先行して、なかなか上達しないあみらーです。
編物を始めたとき、糸の種類の多さと選ぶ難しさを痛感しました。特に今は地元の手芸屋さんに置いてある糸も減り、通販に頼りがちです。
通販のクチコミや編物ブログのクチコミを参考にさせていただいて糸を購入していますが、お財布事情も考えて安い糸はどうなのだろう?と思い、以前特価のアクリル糸を購入して座布団を編みました。
すると先生から厳しい一言が。「安い糸を使うと作品が長持ちしないし、安価なりの事情がある」とのこと。
編んでいる途中はいいのですが、確かに品質は落ちていました。
また、綿100%の糸については、色落ちが早かったと思います。
洗濯頻度の低い、飾り物にならいいのでしょうけど、ウェアや使用頻度の高いものには不向きな感じがします。
アクリル糸については、ハマナカのボニーの品質が色落ちしない、ヘタレない、を実感しているので先生の話は正しかったな、と思う次第です。
上級者ではないので年間にウェアだと2着くらいしか進まないせいでもありますが、今は廃番糸の売り出しを狙っているのが日常です。
らるさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
なるほど~。先生のおっしゃる通り、安い糸を使うと作品が長持ちしないというのは一理ありますね。
私はブランケットや小物ばかり編んできたため、あまり編んだものを洗濯することがないので気づかなかったのですが、
確かにセーターやカーディガンなどは、洗ったときに色落ちしないか、繊維がダメになってしまわないかなどの心配もありますよね。
ウールだけでなく、アクリルにも差があるんですね~。
(あ、でも以前どなたかのブログで、「エコたわしを編むのにはこのメーカーのアクリル毛糸が一番向いてる!」と書かれていたのを読んだことがあります。
・・・どのメーカーだったかと言う一番大事な部分を覚えていないのですが(笑))
私もらるさんのように、廃盤糸がセールになっているときを狙っているのですが、
気づいたら売り切れていたということが多いので、なかなか購入できません^^;
在庫糸を増やさないという点ではいいのかもしれない・・・?なんて(笑)