スプリンクルを使ってつくる簡単なアイシングクッキー2種類
先日はバレンタインでしたね!
イギリスでは女性から男性にチョコを贈る習慣はないのですが、男性が女性にプレゼントやカード、お花を贈るのが一般的みたいで、バレンタインデーにはスーパーからお花屋さんまで、いたるところで真っ赤なバラを見かけました。
バレンタインには間に合いませんでしたが、友チョコのお返しにホワイトデー作れるようなアイシングクッキーをご紹介します。(今どきの子って、友チョコとかあげるのかどうか分からないけどw)
このアイシングクッキーは簡単に大量生産ができるので、たくさんの人に配るのにはもってこいのクッキーです。
しかも、スプリンクルでクッキーの縁をカバーするので、アイシングできれいなラインをひくのが苦手な方や、短時間で作りたい方、アイシングを初めて行う人でも見栄えのいいクッキーができるのでお勧めです!
早速作り方を書いていきたいと思います。
用意するもの
お好きなクッキー・・・形が複雑じゃないもののほうがいいです。丸や四角でも十分可愛く、ハートや星だとちょっとだけ難易度が上がります。(と言うより、手間がかかる^^;)
↑作ってて思ったのですが、このスカラップのついたクッキーは縁取りに時間がかかるのであまりお勧めしません。
クッキー型は単純な形のものだったら100均でも十分なので、そちらで探したほうが安上がりだと思います。
スプリンクル(トッピングシュガー)・・・スプリンクルの可愛さがこのアイシングクッキーの可愛さを決めると言っても過言ではないと思います(笑)
でも、かわいいスプリンクルって日本ではあんまり売っていないんですよね。売ってたとしても同じようなものが多かったりとか・・・。
↑コッタさんで探してみましたが、今回私が使ったものに一番近いのはこちらのスプリンクルかな~と思います。色はもっとポップな感じです。
↑こちらは丸い形じゃなく円柱状になっていますが、これはこれで可愛くなりそうです。色も上のウィルトンに比べると、若干控えめで使いやすそう。
アラザンを使ったらエレガントな感じになると思います。銀のアラザンと混ぜて使うのがおすすめ。
富澤商店さんでは、今までにも何度も出てきていますが、こちらがおすすめ。私が今回使ったスプリンクルより少し大きめのサイズです。
コッタさんはこちら。
また、今回は試してみなかったのですが、以前作り方をご紹介したカラーシュガーを使っても、キラキラして夏っぽいデコレーションに仕上がるのではないかと思います。(これはいつかやってみたいと思っています!)
https://cosythings.introvertful.com/how-to-make-colour-suger/
ロイヤルアイシング・・・今回の作品では、べた塗り用の「ゆるめ」の硬さのアイシングを使います。
ロイヤルアイシングの作り方はこちらをご覧ください↓
https://cosythings.introvertful.com/how-to-pipe-sugar-flowers/
パイピングバッグと口金・竹串など・・・今回は細かい塗りをしないので、口金はなくても大丈夫です。パイピングバッグに直接アイシングを詰めて、先端を3ミリくらいカットしたものを使っても十分。ダイソーのパイピングバッグが(小)がおすすめです。
竹串やつまようじなど、先の尖ったものは、絞り出したアイシングをきれいに整えるのに使います。
私はキャンドゥで買ったネイル用の道具?を使っていますが、ある程度先がとがっているものだったらなんでもいいと思います。
作り方
作り方と言っても見たまんまなのですが、アイシングを平塗して、周りにスプリンクルを振りかけるだけです!
が、それだけでは大雑把すぎる説明なので、コツなどを含めて解説していきます。
アイシングの塗り方のコツ
クッキーの形に合わせてロイヤルアイシングを全体に塗りますが、周りの余白を3㎜ほど残して塗ったほうが、スプリンクルをかけるときにたれにくいです。
このようにある程度アイシングを絞り出したら・・・
竹串などで小さな円を描くようにして、クッキーの縁の部分にアイシングを行きわたらせます。このとき、完璧な円にならなくても大丈夫です!どうせスプリンクルで隠れてしまうので^^
最後にクッキーを、台の上から離さず左右に軽くゆすって、アイシングを慣らします。上から落とすようにトントンとすると割れることがあるので注意。(経験済み^^;)
スプリンクルのまぶし方
アイシングを塗り終えたら、乾く前にスプリンクルをふりかけます。
私は上のようにスプリンクルが入っている容器から直接クッキーに振りかけて作りました。指で少しずつ取ってちりばめるよりランダムな感じになるので、このほうがおすすめ。
下に高さのあるお皿や箱などを置いて振りかけると後処理が楽です。
(ちなみにこのとき、クッキーを斜めにしすぎるとアイシングが垂れてきてしまうので注意です。)
あ、でもちょっとしたニュアンス(?)を出すために、最後は手で振りかけて微調整しました。
これは別のスプリンクルを使ったものですが、内側に向かっていくにつれてスプリンクルが少なくなるような感じにしてみたのですが、伝わりますでしょうか^^;
こちらはゴールドを入れたバージョン。(写真のせいで色味が変になっているのが残念。)
最後に真ん中に文字を入れます。
文字を書く用のコルネの作り方はこちら↓
https://cosythings.introvertful.com/how-to-make-opp-cornet/
今回は使いませんでしたが、アイシングが乾く前にゴールドのパウダーを吹きかけると華やかになって特別感がアップするのでお勧めです。前の職場では、チョコレートでバースデープレートを作るときに使っていました。
これで乾けば完成です!すごく簡単じゃないですか?
スプリンクルの量や振りかける範囲を調整すると、いろんなバリエーションができそうなのでぜひいろいろと試してみてください^^
ちなみに、縁だけでなく全面にスプリンクルをまぶして、パイピングフラワーを飾ると、ちょっとだけ手の込んだ感じになります。
https://cosythings.introvertful.com/pipng-flowers-with-hundreds-and-thousands/
2枚1セットとかでラッピングしたらかわいいかも。この場合は小さめのクッキーで作ったほうが可愛いかな。(本当は丸い型で作りたかったのですが、生地が足りなかった(;´Д`))
↑このしずく型も簡単にできて可愛いと思います。
お花を飾るときは、ランダムに重ねて並べると立体感が出ていい感じ。
ちなみに文字を書く場合、先に文字を書いてから花をくっつけるほうがやりやすいです。
他にもアイディア次第でいろんなデコレーションができるので、いろいろ試してみてくださいね!
その他・ちょっとしたコツなど
クッキーにアイシングを平塗りするときに一番大切なのは、アイシングの硬さです。
これは少しずつ様子を見ながら水を加えて行くのがいいと思います。お花絞りの時とは違い、かなり緩めのアイシングを作ります。
ゴムベラで練って作ることもできますが、個人的にはミキサーで混ぜて作るほうが簡単だし、ふんわりとしたアイシングになるので好きです。
↑このタイプのミキサーは、羽の先端部分が広がっているのでよく混ざりやすいです。私が日本で使っていた安いミキサーは先が細くなってるw壊れたら買い替えるつもりです。
アイシングの硬さは、垂らして跡が15秒くらいでほぼ消えるくらいがちょうどいいかなと思います。硬すぎると凹凸ができやすいし、逆に柔らかすぎると形が決まりにくいので、あまり柔らかすぎてもダメなのが難しい^^;
ちなみに、私はアイシングクッキーを始めたばかりのころは、縁取り用の硬さのアイシングとべた塗り用のものを2種類用意して使っていたのですが、べた塗り用1種類で一気に塗ってしまったほうがめんどくさくない上に、きれいに仕上がることに気づきました。
また、コルネに詰めるより普通のサイズのパイピングバッグ+口金で絞るほうが簡単でいいですよ!
そしてちょっとしたコツですが、出来上がったロイヤルアイシングは直接パイピングバッグに詰めるのではなく、このようにラップに包んで両端をくるくるっとさせ、片方の先端部分だけはさみで切った後、ラップごとバッグに入れて使うと絞り袋が汚れにくく、洗う時に楽です。
久々にアイシングクッキーを作りましたが、やっぱり楽しい!
皆さんもぜひ、色々なスプリンクルで遊んでみてくださいね~^^